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四季それぞれ 花との出会い

三田のまちは、季節に応じて様々な場所で花を楽しむことができます。一面に広がる花畑や道路、公園などの公共スペースに彩りを添える花々。また、丹精込めて造り上げた庭から垣間見える花々など。まちを歩くたび、美しい花々との出会いがある。そんなステキな時間の過ごし方ができるまち・三田。その四季を通じた姿をお届けします。

  • サツキ
  • 菜の花
  • オープンガーデン(三田グリーンネット)
  • 花菖蒲
  • つつじ
  • コスモス

『春』
春には、桜が見頃を迎えます。武庫川沿いの桜は、市内約25kmにもおよぶ花の回廊に。毎年ウォーキングイベントも開催され、行き交う人々の心を和ませます。その他、市内各所でも桜を楽しむことができます。桜が終わりを告げ、「夏も近づく八十八夜…」を迎えるころ、街路には、ヒラドツツジなどが姿を見せはじめます。また、山々は、目にも鮮やかな新緑に染まり、自生の山野草などが花をつけ始めます。ちょうどそのころ、市内では、「三田まちなみガーデンショー」にあわせて、個人宅の庭を披露する「オープンガーデン」も催されます。庭造りには、手間と深い愛着が必要。時間と愛情と想像力をかけて造り育てた美しい庭の数々を楽しめるイベントに市内外から多くの方々が訪れます。

『梅雨から夏』
季節は、梅雨から夏へ。自然豊かな渓流に、蛍が舞い始めるころ、紫陽花や花しょうぶが見頃に。梅雨空と淡い花とのコントラストを楽しめる貴重なシーズンです。まとまった雨が降り注ぎ、大地を潤します。命の水を得た植物は、飛躍的に成長の速度を増していきます。梅雨明けとともに夏が訪れます。市街地や武庫川沿いなどでは、夏の花サルスベリがいっせいに花をつけ、柔らかなピンクの花々が夏の暑さをひと時忘れさせてくれます。

『秋』
そして、秋、曼珠沙華が田んぼの畦などに姿をあらわしはじめるころ、ソバが、白い可憐な花をさかせます。また、市内の各所で、群生したコスモスを楽しむことができます。秋空とうろこ雲の下、風に揺れるコスモスは絶妙の風景をつくりだしてくれます。そしてコスモスが終わりを告げると、そろそろ晩秋。冬の訪れもすぐそこまで。街路樹も赤や黄色に染まりはじめ、美しい紅葉を楽しませてくれます。

『冬』
そして冬、今でこそ、三田市内が一面銀世界となることは、少なくなってきていますが、市内最北部の母子永沢寺地区では、雪に覆われることも。厳冬期、寒さや雪にも負けず花をつける冬ボタンに、まもなく訪れる春を連想します。