三田市には、幼稚園の頃に移り住んできて以来、プロのサッカー選手になるまでの約15年間住んでいたので、やはり沢山の思い出が詰まっていますね。特に小学校から続けているサッカーを通して、監督や両親、大切な友人たちと出会えたことは、僕にとっても大きな財産です。
ヴィッセル神戸に所属しているため、現在、神戸市内に住んでいますが、三田に実家もありますし、すぐ近くなのでよく帰ってきています。三田に帰ってきた時、市内を歩いていると、たくさんの方から声をかけていただいたり、弥生FCの監督さんからも電話で激励いただいたりととてもありがたいです。僕が頑張ることによって喜んでくれる人が大勢いることが、自分自身の励みになっています。
これからは、応援してくださっている方々のためにも自分自身のためにも、夢を一つ一つ実現していきたいですね。まず、プロのプレーヤーとしてチームで結果を出していくこと。次にレギュラー選手になること。そしてワールドカップにも出場してみたいです。これからの三田に望むことは、僕が小学生だったころに比べて、子どもの数が急激に減ってきているのが、気になります。是非、若者にとっても魅力ある街になるような工夫をお願いしたいです。
自分自身としても三田に帰ってきた際、弥生FCの練習には、できるかぎり参加して、子どもたちにサッカーのコーチをさせていただいています。サッカーを楽しめる子どもたちが一人でも増えてくれればと願ってます。何を目指すにしても、子どもたちには、夢を持ち続けてもらいたいです。三田市は、そんな子どもたちを応援し続ける街であってほしいです。
ヴィッセル神戸・柳川雅樹