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  金星写真 金星    
 太陽系の第2惑星で、地球のすぐ内側を回っています。名前の由来はローマ神話の愛と美の女神「ヴィーナス(venus)」です。
 明け方の東の空、または夕方の西の空に明るく輝いて見えることから、日本では昔から「明けの明星」「宵の明星」として親しまれてきました。地球・太陽との位置関係によって形が変わることが知られており、望遠鏡で毎日見ていると、丸い満月のような形から、三日月のような形まで変化していく様子を見ることができます。
 1970年代、旧ソ連のベネラ(ロシア語で金星を意味する。)探査機が着陸し、表面の気圧が地球の90倍、気温はなんと摂氏500度にもなることがわかってきました。これは金星の形成と大きな関係があると考えられています。またときどき硫酸の雨が降ることもあるようです。
 表面には火山を始め数多くの山があり、またクレーターも多く見つかっております。ただ、表面は分厚い雲におおわれているため、全て電波で調べたものです。特に現在ではマゼラン探査機が作成した地図が公開されています。
Photo©NASA
 
金星データ
最大光度 -4.7等
衛星の数 0
赤道半径 6052km
重力 0.91(地球が1)
大気主成分 二酸化炭素
自転周期 243.02日
軌道長半径 0.7233天文単位(約1億1000万km)
公転周期 0.6152年(約225日)
質量 4.869×1024kg(4869のあとに0が21個続く)
密度 5.24g/cm3
脱出速度 10.36km/s
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