太陽系の中心となる恒星です。ローマ神話では「アポロ(apollo)」という神様の星だとされています。
中心部で核融合を起こして光っている天体で、表面温度は約6000度、中心温度はなんと1500万度にも達します。ここで発生したエネルギーは対流層を通って、光として表面から出ていきます。表面ではプロミネンスや有名な黒点、白斑、突発的な爆発現象である「フレア」等が見られます。これらの現象の原因としては「ダイナモ理論」というものが提唱されています。
また太陽表面の周囲は、彩層と呼ばれる層があり、そのさらに周囲を100万度という高温のガス(コロナ)が取り囲んでいて、これは日食の時にだけ地上からでも見ることができます。
近年、太陽のフレアなどが宇宙開発に与える影響が研究されており、宇宙天気予報というものが行われるようになってきました。
Photo©NASA
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